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建物の維持管理コスト低減のポイント建物を運営し維持管理するためには、様々なランニングコストがかかります。これらを少しでも低減するためには、先ず無駄なコストを見つけ出すことが必要です。ランニングコストの中で大きな比率を占めるのが、水道光熱費、維持管理費、修繕費用といわれています。 この3つに焦点をあてて、ランニングコスト低減のポイントを考えてみました。 水道光熱費低減の配慮点建物用途にもよりますが、主にホテルや病院、工場などでは、電力や水道、ガスなどのエネルギーコストの比率が高くなります。エネルギーコスト低減には、省エネルギー対策が有効だといえるでしょう。 例えば、深夜電力や太陽光発電の利用は、大幅なコスト低減が期待できます。また、消し忘れ防止のための人感センサーや、省電力タイプの照明器具、外断熱工法の採用なども、省エネルギー対策につながります。 修繕コスト低減のための建物長寿命化建築設計の段階において、修繕コスト低減を意識することも大切です。RC造に鉄骨が加わったSRC造、ひび割れしにくいコンクリートや、耐候性のある建築材料や機器の採用など、耐久性が高く、高品質の建築材料を取り入れることで、建物の長寿命化が可能となり、修繕コストの低減につながります。また、これまでの修繕周期やコストが適正なのかを見直し、的確な修繕計画の提案も必要になります。 維持管理コスト低減の配慮点維持管理にかかるコストの全体的な見直しが必要です。清掃費用については他の清掃会社への変更も視野に入れてみるなど、警備費用に関しては機械の導入、設備管理費用では点検項目の見直し、人材の省略化などを検討するといいでしょう。また、シンプル設計の計画や、日常的な清掃を容易にする汚れの落ちやすい素材を取り入れるのも、人的コストの低減に効果的です。 東京都目黒区にある高井義和建築設計事務所は、一級建築士が顧問建築士として、お客様の建築管理のお手伝いをいたします。建物を所有していると何かと費用がかかり、少しでも管理コストを低減したいものかと思います。高井義和建築設計事務所は、そんな悩みを抱えていらっしゃるお客様の負担を、少しでも軽減できるようサポートさせていただきます。 |
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